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2006年4月20日 (木)

まちづくり三法

今日の東京地方は晴れたり激しい雨だったり、突風が突然吹いたりして大変でした。

傘ごと飛んでいくかと思いました。

先日八王子法人会中央地区の総会に行ってきました。

総会後、伊藤しょうこう八王子市議が「まちづくり三法」について講演されました。
講演中の伊藤しょうこう市議↓
0604202

まちづくり3法については、要するに中心市街地に公的施設や商業施設を集めてコンパクトな街づくりをしなさいという法律です。

中心市街地を中心としたコンパクトな街づくりにするのか、郊外を含めて施設を分散させて街づくりをするのかは各自治体に任せるが、全社を選択した場合には国は積極的に応援するが、後者の場合には各自治体が勝手にやって下さいというもの。

地方分権といいながら、コンパクトな街づくりをしなさいと黙示的に国がいっているようなもので、中央集権的発想の法案であると思いました。

コンパクトな街づくりの成功例として青森市の話をされていた。

豪雪地であり、コンパクトな街づくりをすることにより年間数億円の除雪費の節約になったとのこと。

地方都市であるならば、この制度を利用してみる価値がある。

この法案は、三大都市圏(首都、東海、近畿)と政令市については特例があるとのことであるが、特例といってもなかなか難しい。

我が街八王子の場合、市内に「JR八王子駅周辺」「南大沢周辺」と商業集積の地域がある。

「高尾駅周辺」は高尾山や多摩御陵、武蔵野御陵の玄関口として整備が進んでいる。

中央道八王子インターや圏央道周辺では、物流ターミナルとして整備が進んでいる。

他に八王子市のマスタープランの中では「四谷地区」「京王線北野駅周辺」「JR西八王子周辺」を活性化していく施策がとられている。

では、八王子市において中心市街地とはどこを指すのか。

経済産業省によると一つの市に複数の中心市街地があっても問題はないとのことであるが、予算には限りがあり、どこもというわけにはいかない。

私のようにJR八王子駅周辺という、昔から商業集積があった地域と、多摩ニュータウンの開発の行き詰まりにより住宅地から商業地域へと変わりつつある南大沢周辺との住民感の意識差があり、どこに重点を置いて中心市街地開発を進めていくのかは極めて難しい政治判断になってくる。

本来Aという地域を中心市街地とした方がベストであっても、Bという地域に有力市議の地盤があり、その影響でBという地域が中心市街地とされるというケースも充分考えられる。

私の全くの私見ではあるが、八王子においても中心市街地の考え方がスムーズに行くとは思えない。

全部一緒にとなれば、今迄の施策と差異はないし、選択する地域に誤りがあれば、街の活性化は難しくなる。

また、JR八王子駅周辺では中心市街地に施設を集めるといっても特に北口には土地がないという問題もある。

また、八王子より中央線で10分の地域に立川があり、20分の地域に吉祥寺があり、40分で新宿へ行ける。町田にも40分とかからずいけるのである。

そうなると、地方都市の感覚では同一商圏であっても、東京近郊では、電車で30分以内の地域に複数の商業集積が進んでいる地域が存在することになる。

この問題は、他の地域と比較しても特殊な状態であり、まちづくり3法で画一的に処理が出来ない問題であろう。

講演を聴けば聞くほど、実はまちづくり3法は個性のある街づくりを阻害するものなのではないかという疑問が出てきた。

法案は審議中であるが、まちづくり3法なる法律は国が制定するものではなく、都道府県の条例により定めるべき事なのではないかと強く思ってしまうのである。

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コメント

コンパクトなまちづくり、よくわかりませんが、昨日のコメントに、もう雪は降らないと思う。と書いたばかりなのにお昼すぎに会津若松市ではミゾレが降りました。桜の開花宣言したばかりなのに!高速磐越道は部分閉鎖し除雪車が出動しました。田舎で人があまり住んでない所は除雪しないで節約しましょう。ってことですか?詳しい中身は知らないのでなんとも言えませんが、まさか中心部だけ除雪すればいいって事じゃないですよね。人口の多い中心部は自己除雪できる若い人も多いですが、過疎地域は高齢者が多いので、ボランティアか自治体に頼るしかないのが実情です。今年雪降ろしでの事故で亡くなった方がとても多かったです。一般的な一戸建てでも雪下ろしの日当は15000円×2~3名。降ろした雪を庭に置く場所がなければ、トラックで雪捨て場まで運ばなければならないので、その車代が3万円くらい。それがこの冬は3回くらいありました。年金生活者の家にも、裕福な家にも等しく、無情に雪は積ります。実際私の父も85歳ですが、2回屋根に登って雪下ろしをしました。危険でも家が潰れるから、そうするほかないのです。そんな人たちが多く生活しているのが、過疎地域です。見捨てないで下さい。新聞、郵便物どころか、暖房のための灯油を配達する車や食料品の移動販売の車が通行出来ず、当然医療施設まで行けません。でも人は住んでいます。生活しています。冬だけ暖かい場所で過ごす方もいますが、出来ない人も多く、半年不在にしたら、水道管が凍結して、破裂して家中水浸しや、雪で潰れて住めなくなってしまったり、トラブルは多いです。都会で生活する方には、水洗トイレが凍って便器が割れたりするって考えられないでしょうね。水は凍ると膨張するって科学の授業で習いましたでしょ。蛇口もボンって吹き飛ぶんですよ。壁に穴が開いたお家も多かったですよ。2~3日留守にしただけなんですけどね。まあそんなところになんで住んでるんだと疑問をお持ちの方もお出ででしょう。雪だけなんですよ、困るのは。会津は地震も無い、台風は山間部を避けて通るので、被害は全くありませんから。豪雪は大変だけど、時間を掛けて地面に窒素を送り込むので、米、野菜、果物、お酒が美味しい!なんといっても水が美味しい!水道の水が美味しい!積った雪は天然のダム。雨が降らなくても、十分な地下水で水不足なんて関係ありません。雪の少なかった年ほど農作物は出来が悪いんです。だから文句を言いながら住み続けているんです。日本の食糧を支えている過疎地域を見捨てないで下さい。農地は集約出来ないんです。土壌に個性があって地場産品、固有の産物が育つんです。そしてこの豪雪が関東の電力を支えているのを忘れないで下さい。火力、原子力ばかりが、電力源ではないんです!陸の孤島なんて言わないで下さい!お願いします。明日の天気予報は会津南部(群馬県との境あたり尾瀬の入り口)は雪です。ラーメンの町、喜多方市、会津若松市がある会津北部、中部は雨ですが、最低気温1度です。またミゾレかも知れません。毎年ストーブ、コタツは6月中旬まで仕舞えません。空調の効いた会議室で中央のえらいさんが勝手に決めないで!地方の事は地元の人間に決めさせて!
色々熱く語りましたが、この場をお借りして、たくさんの方に田舎に住む者の声を聞いてもらえたら幸いです。審議中のまちづくり三法は、みなさん山本さんが提案した訳じゃないのはよ~く解ってますよね。都道府県条例で定めるほうが良いって思うって最後に書いてありますからね。誤解しないでね!
どんなに雪が降ってもどんなに寒くっても私はこんなが会津が大好きです!今、山の日当たりの良いところでは、カタクリの花が一面に咲いてゆっくりと確実に春は来ています。今日は寒晒しの手打ち蕎麦とカタクリはおひたしと酢味噌あえで、他にも山菜を会津産の菜種油で揚げて食べました。カタクリはどの部分でも食べられるって知ってました?明日はホントの片栗粉と、ばあちゃんに会津産の小豆でアンコを煮てもらってわらび餅でも作って食べようっと。
田舎サイコー!

投稿: 会津の母 | 2006年4月21日 (金) 01時02分

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