« 情緒力 | トップページ | 共済組合の離婚分割への対応 »

2006年5月10日 (水)

中央青山監査法人

上場企業の決算発表が行われている。

トヨタ自動車は経常利益1兆3,721億円・・・。凄い数字である。
このような優良企業が日本を見限らないように、我々も頑張らなければならない。
http://www.toyota.co.jp/jp/ir/financial_results/2006/index.html

JALは、黒字から一転赤字へ・・・。

次期社長のインタビューがニュースでやっていたが、以下のようなコメント。
「今重要なことは何もしないこと。何も起こさないように耐える時期だ」と。

このコメントでJALの信頼回復につながるのか・・・。

何も起きないように、何をするのか、何をしていくのかが語られなければならないのに、「運気が良くなるまでは何もしない」とも聞こえる。これでは投資家や顧客の信頼は勝ち取れない。
この意気込みでは、来期も厳しい数字になるであろう。

Dvc00037_1

上の写真、手前も奥も三菱東京UFJ銀行。

システム統合を行っておらず、支店の統合も進んでいない。

にもかかわらず、今年2月に三菱UFJファイナンシャルグループは、連結純利益が1兆1700億円との上方修正を行った。2400億円もの上方修正である。

店舗の統廃合が進んでないのにこの数字。ご立派!!

しかし、この数字は企業が計算した数字でしかない。

企業が計算した数字を我々は真実として受け止めているだけのこと。

この制度を支えているのが外部監査制度で、公認会計士の職責である。

中央青山監査法人が2ヶ月の一部業務停止になる見通しである。

私のクライアントで、数社中央青山監査法人の監査を受けているので心配ではあるが、世界の投資家から信頼される監査制度を考えると、この処分は妥当であろう。

しかし、公認会計士約1,600人、公認会計士補約950人、スタッフ約950人の最大手の処分は市場に与えるインパクトが強すぎる。

カネボウに始まり、ライブドア、そして何故かマンション耐震偽造事件が粉飾事件へと変わり(入り口が変わっただけでしょうが・・・。)、会計監査制度の信頼性は薄らいでいる。

JALの社長のコメントのように、今は耐える時期と言わず、世界の投資家から信頼される監査制度を積極的に行っていかないと日本の証券市場は衰退してしまう。

日本の国力をあげるためにも、監査制度の信頼性の回復を積極的に行っていかなくてはならないでしょう。

|

« 情緒力 | トップページ | 共済組合の離婚分割への対応 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/34785/1751032

この記事へのトラックバック一覧です: 中央青山監査法人:

« 情緒力 | トップページ | 共済組合の離婚分割への対応 »