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2006年5月 3日 (水)

憲法記念日

今日は憲法記念日。

日本国憲法が施行された日です。

060503
↑京王プラザホテル八王子に掲げてある日章旗

憲法について考えようというと、イデオロギーに基づく議論になってしまう。

こと9条になると、とても結論が出る議論は出来ない。

しかし、憲法とは何かについて考えてみてはどうであろう。

憲法と一般の法規との違い。

国家における憲法の位置づけ等々。

憲法の本となると、法学部の学生でないと読めないような本が多いのですが、日本国憲法だけではなく、世界史に中でどの様に憲法という法典が出来てきたのか等々、法学の知識がなくても読める、読みやすい本を今日はご紹介したい。

「痛快!!憲法学」 集英社インターナショナル 小室直樹著

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/List?cnt=1

この書籍は入手できないようなので、この著者の最新版。

「日本人のための憲法原論」 集英社インターナショナル 小室直樹著

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031683472&Action_id=121&Sza_id=A0

非常に読みやすく、価値ある一冊です。書店でも販売しているので、連休中に読んでみてはいかがですか?

憲法という法典の位置づけをしっかりと理解した上で、憲法改正の議論を考えてみると、今と違った考え方になるかもしれません。

因みに私は恒久の平和とは、勝ち取るべきものであり、天から授かるものではないと考えています。

恒久の平和を維持するには、抑止力たる軍隊の保持は最低限必要であると思います。

憲法とは、著書によると元来国王の暴走を止めるものであった。

今でいうところの統治機関であろう。

「軍隊の保持=軍国主義の復活」だから憲法9条は変えませんというのはいかがなものかと思う。

それほど今の統治機関は信頼できないのか?

今の選挙制度に基づいて選出される国会議員と、我々有権者は信頼できないのか?

そんなに日本人は野蛮であるのか?

私はそうは思わない。

もっと我々日本人は国家と民族に誇りを持つべきである。

軍隊の保持なく恒久の平和が実現すると仮定するのならば、全ての国がいっぺんに軍隊の保持の放棄、兵器の破棄を行わないと実現はしないであろう。

これは極めて非現実的である。

統治機関を制御する役目が憲法であるが、憲法を作るのも、運用していくのも我々日本国民であり、我々が選んだ統治機関である。

憲法は法典であり、法典を超越するものが道徳であるとするならば、軍隊の保持を憲法で認めたとしても、我々日本国民の良心で軍隊をしっかりとコントロールしていくことは可能であるし、その基礎的能力である道徳も備えているわけである。

郷土に育む思い出が詰まった景色、友人との絆、家族を守る為には、郷土を愛し、国を愛し、それを守っていく心が必要である。

道徳とは思いやりであり、これが道徳教育の原点であると私は思う。

教育基本法改正についても、憲法9条のようなイデオロギーに基づく議論が行われているが、これもイデオロギーに基づく議論である限り、どこまで議論しても平行線である。

憲法とは統治機関を制御する法典であり、憲法を変えられるのは我々日本国民固有の権利である。

護憲という立場は、あまりにも日本人を信用していないような気がしてならない。

しかし、我々が高い道徳心で統治機関を監視していけば、軍隊の保持を明記したところで、今の自衛隊の運用と変わらないであろう。

自衛隊が、軍隊と呼ばれるようになり、階級が1尉が大尉、1佐が大佐と呼ばれるようになるだけである。

教育基本法改正により、高い道徳心を育む姿勢を国家が示すことにより、憲法を改正しても、横暴な国家にはなり得ないのではないか。

憲法というのは絶対的な存在ではなく、我々の道徳心に基づいて憲法というものを見つめていき、現実的に恒久の平和を願うのであるならば、現実に則した憲法にしていかなければならないと思う。

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