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2006年6月27日 (火)

一級建築士に新試験

私が落語好きというのはこのブログでもご紹介させて頂きましたが、落語絵本「おにのおめん」は久々に面白かったです。

060627001

http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=745

絵本といっても私が読むのですが、この落語絵本というシリーズは結構面白いです。

古典落語から、著者が他の話をもとに創作した落語までと、私も9冊もっていますが、「おにのめん」は私の中では大ヒット作です。

荒物問屋に奉公に出ているお春が、道具屋にある母親そっくりのお面をその道具屋の旦那にもらい、毎日こっそり眺めて母親を懐かしく思っているのですが、暮れも押し迫った時期に、奉公先の荒物問屋の若旦那がそのお面を鬼のお面に取り替えてしまうといういたずらをします。その若旦那、そのことをすっかり忘れてしまいまして仕事に戻る。

そしたら、お春は母そっくりのお面が鬼のお面に変わっているのを見て、母に何かがあったに違いないと思い、実家に帰ってしまう。

その道中で、良い匂いがしたので、ススキの中を進んでいきましたが、ススキが顔に当たって痛い。痛いので、鬼のお面を付けてススキの中を進んでいき、焚き火で魚を焼いている人の所まで行き、ススキの中から顔だけ出したのです。

その顔だけ見た大人3人は、「鬼だ」と驚き逃げてしまいました。

ここで私は大爆笑・・・。

そして、実家に着いたお春は、翌朝父親に奉公先まで連れて行ってもらいます。

そしてその道中、昨日大人を驚かせてしまった所に再び来ましたが、戻ってきた形跡が無く、荷物もそのままです。

しょうがないので、その荷物を奉公先までとりあえず運んでいったのですが、その荷物は、なんと向かいの近江屋さんから盗まれたものでした。

近江屋さんは大喜びで、年が明けたら、たっぷりお礼しますと。

来年になったら金持ちになれると皆が喜んでいるとき、お春が鬼のお面に目をやったら・・・。

「あっ、鬼のお面が笑ってる・・・・」

「来年の話したからだ・・・」

これが落ちなのですが、ここでも大爆笑。

ほのぼのとした笑いなので、是非皆さんもご覧下さい!!

耐震偽造問題を受けて、国交相の諮問機関である社会資本整備審議会が建築士の資格要件を厳格化することでレベルアップを図るというニュースがあった。

素案では、既存の一級建築士全員に試験を行い、合格したものだけが新一級建築士となり、合格できないものは一級建築士としての仕事が出来ないこととなる。

また、高専卒や短大卒の一級建築士受験資格を廃止し、4年生大学での履修を必須とする。

合格後も一定期間のインターンを受けなければ免許を与えないということである。

一級建築士は全国に30万人いるらしいが、我々法律系の士業と違い免許制で、登録制ではないので、30万人のうち何人が引退され、また亡くなられているかも分からないとのこと。

それでも、全員に試験を受けさせて新資格を与えるということは凄いことです。

我々社会保険労務士も法改正により、ADR機関での代理業務や係争中の案件の示談交渉が出来るようになりました。

私も11月に試験を受けなければならないのですが、講習を受けて、試験に合格しなければこの法改正で出来るようになった業務が出来なくなります。

しかし、今回の建築士は、試験に落ちたら一級建築士としての仕事が出来なくなるというもの。

非常に厳しいものですが、これが上手く機能すれば我々消費者にとってはとても良いことです。

建築士は免許制です。

免許があれば仕事は出来る。

しかし、社会保険労務士、弁護士、司法書士、税理士等々は登録制といって試験に受かっても、会に登録しなければ仕事は出来ません。

ですから、会には会員の懲戒をする委員会があって、軽微なものであっても会から懲戒され主務官庁へ報告されてしまいます。

友人の弁護士も団体交渉の席上で労働組合に罵られ、大声で言ってはならないことを発言してしまい、「懲戒請求されたらどうしよう・・・」と悩んでいたりしました。

登録制だと、引退や死亡により退会すれば仕事は出来なくなりますし、無資格で仕事をしていてもすぐに分かります。

建築士も免許制から登録制に変更していくことが望ましいのではないかと思います。

私は戸建てを建てましたが、その時の建築士が新試験に受かったのかどうかも知りたいものです。

そのような仕組みを国交省はつくっても良いのではないでしょうか。

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