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2006年10月25日 (水)

三遊亭きつつき2ッ目昇進記念寄席

昨日は、八王子のエルシーにて私が幹事をする会の寄席をやりました。

昨年に引き続き三遊亭圓橘の2番弟子、三遊亭きつつきさんにきてもらいました。

三遊亭円楽師匠の孫弟子にあたります。

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↑私と三遊亭きつつき

JR八王子駅の改札で待ち合わせをしたのですが、紋付袴姿で立っており、非常に目立ってました。

昨年お呼びしたときは、前座であり、三遊亭橘つきと漢字の名前でしたが、本年10月1日をもって目出度く2ッ目に昇進してひらがなで「きつつき」となりました。

落語家の階級としては、「見習い」「前座」「2つ目」「真打ち」となります。

上方落語では2~3年「丁稚」という階級で雑用をして、その後の階級はないようです。

前座は、紋付袴の着用は許されておらず、2つ目になりたてのきつつきさんは、ちょっと着慣れていない袴姿でした。

前座時代は、真打ちの落語家の手伝いをして、文字通り前座を務めて収入を得ていたわけですが、2ッ目になると、雑用仕事はなくなり前座時代のように真打からの収入がなくなるわけです。

雑用から開放されるものの、芸で生活をしていかなければならないのが2ッ目からであり、自分で営業をしていかなければなりません。

また師匠の圓橘師匠は、三遊亭円楽師匠の弟子であり、先代柳家小さん師匠とのいきさつにより落語協会を脱会した為に、いわゆる定席寄席(新宿末広亭・鈴本演芸場・池袋演芸場・浅草演芸ホール)には出られません。

ですから細かい営業をしていかなければならないようです。

とはいっても古典落語の世界では、しっかりとやっていけばご飯は食べていけるようです。

きつつきさんから、落語家の商売道具の一つ「手拭い」を頂戴しました。

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↑オリジナルの手拭いです。真ん中がきつつきさんの紋

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↑ちゃんと名前も入ってます

また家宝が増えました。

草薙会長、山口会長、囃子連でもつくってみましょうよ!!

今回は、2ッ目昇進祝いを兼ねてますので、しっかりと高座をつくりました。

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↑高座

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↑高座から見た景色。良い景色でしょ?

一席目は「四人癖」

鼻の下をこする癖の男、目を手のひらでこする癖の男、袖を引っ張る癖のある男、パーとグーでなるほどと手を叩く男と4人の癖のある男が集まり、子供の手前癖を直そうという話になる。

癖を治す為に癖をやったら「1万円」というルールを作り、浅草へ。

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↑一席目の様子

浅草を歩いていると、癖をしないことがもう我慢ができないとなり、癖をどう気づかれずにやるかと考える。

すると、鼻の下をこする癖のある男が、鳩を弓で射る真似をし、鼻の下をこする。

それを見ていた、目を手のひらでこする癖のある男が、鳩がかわいそうだと鳴き真似をし、目をこする。

次に、袖を引っ張る癖のある男が、鳩だって逃げるよといい、鳩の真似をして袖を引っ張る。

それを見ていた、パーとグーで手を叩く男が、みんな癖をやってるじゃないか、俺が3万の総取りだと喜び、パーとグーで手を叩く。

「結局みんなやっちゃった」というさげ。

2席目は「蛙茶番」

素人芝居をやる。

役が気に入らないある店の旦那が来ない。

その役は、「蛙」。

最後に主人公が、立ち去る際に登場し、蛙に乗って退場し幕が下りるというもの。

ピンチヒッターで蛙の役を引き受けた丁稚。

しかし、今度は舞台番の男が来ない。

舞台番とは、舞台の側にいて、騒いだ脚を注意するという役。

その丁稚が、舞台番の男を迎えに行くが、丁稚の店の大旦那が気にくわないと来ない。

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丁稚は、店に帰るがそこの番頭、舞台番の男が惚れている女が舞台番のその男を見に来ると嘘をつけ、そしたら来るよといわれ、その通り伝える。

その舞台番、惚れている女が来るということで、良いふんどしををしていきたい。

あいにく質に入れてしまって手元にない。

手元にないから質替をする為に家にあるお釜を質屋にもっていく。

そこで丁稚が「ふんどしの代わりにお釜とは、まんざら関係のないものではありませんね・・・」と。

ふんどしを取り返した舞台番、惚れた女が来るので湯屋へ身を整えにいってしまう。

そこで、大事なふんどしを盗られないようにと番台に預けてしまう。

開演時間に間に合わないからと丁稚は、舞台番を迎えに湯屋へ行く。

丁稚が舞台番に、「惚れた女が帰っちゃうから早く来てくれよ」とはなし、急いで着替えて舞台へ向かう。

しかし、肝心なふんどしを番台に預けたままで、すっぽんぽん。

それに気づかずに、舞台の前で粋なふんどしを見せようと着物をめくりあげて、すっぽんぽんを舞台袖で披露してしまう。

芝居は順調に進み、最後のクライマックス、主人公を乗せる蛙が出てこない。

何故でないんだと番頭さん。

蛙役の丁稚が「あそこにアオダイショウがいて怖くてでれません」というさげ。

すっぽんぽんの「もの」とアオダイショウをかけたさげでした。

2席目は、皆さん大爆笑でした。

生で聴く落語は面白いです。

三遊亭きつつきをよろしくお願いします。

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コメント

きつつきさんの手ぬぐい、素敵ですね。渦巻き末広の中心が橘のモチーフになってなかなかしゃれてますねぇ。私もなんか作ろうかなぁ。今日から環境も変わったことだし…。ファミリーで家紋をアレンジした物なんか、良いかも。

投稿: MoMoちゃん | 2006年10月26日 (木) 21時59分

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