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2006年10月11日 (水)

八人の王子と八王子

三連休研修の後はさすがに疲れがあります。

気候も暑く、扇子を久々に出しました↓
061005002

この扇子は、江戸時代の八王子宿の様子が描かれたもので、八王子まつりの際に購入できます。

今の地図と比べてみると、多賀神社や八幡八雲神社といった八王子まつりゆかりのお社をはじめ、神社仏閣は江戸時代から変わってないと改めて分かります。

また、横山宿、八日市宿、八幡宿、八木宿といった今の町名も記載されています。

因みに私の住んでいる日吉町は、江戸時代久保宿(1丁目)、嶋之坊宿(2丁目)となっており、その後久嶋宿となり日吉町となりました。

今商工会議所で、八王子の名前の由来となった8人の王子に因んで、8人の王子をテーマに創作童話を募集しているとのこと。

しかし、これは八王子の由来を誤って理解をさせてしまうことであり、商工会議所の意図が分かりません。

八王子の地名の由来は、北条氏照が武田信玄との廿里の合戦(今のJR高尾駅周辺)で敗退し、当時居城であった滝山城(八王子市高月町)に攻め込まれ、三の丸まで落とされるという事態になった。

平山城である滝山城の防衛力に限界を感じ、天正一五年(一五八七年頃)に相模国と武蔵国の境の深沢山に大規模な山城を築いた。

山城の山頂に八王子神社が祀られていた為、八王子城とした。

これが八王子の名前の由来であり、山頂に祀られていた神社が違うお社であれば、八王子という地名ではなかったでしょう。

決して八人の王子がいたわけではありません。

この八王子城は典型的な中世山城で、武田勝頼の新府城と並んで中世山城の最終形といわれています。

八王子神社の説明はこちら↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%8E%8B%E5%AD%90%E7%A4%BE

私はお囃子をやっており、自然と郷土の歴史に興味を持ちました。

それ故に、郷土の地名の由来を誤解させるようなイベントはがっかりしてしまいます。

商工会議所も八王子というのは牛頭天王の八人の子供を祀っている神社が八王子神社で、それに因んで北条氏照が八王子城と命名したのが八王子の由来だよということをきちんと伝えて欲しいですね。

八王子の名前を突き詰めていくと、神社の由来になってしまうわけです。

誤解を与えない運営を期待したいものです。

山本経営労務事務所
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