« 遺族厚生年金の850万円は収入?所得? | トップページ | トヨタといすゞの資本提携 »

2006年11月 7日 (火)

請負の適正化に関する講演

今日はある政府系機関で講演でした。

061107001
↑講演会場

061107002
↑衛星回線にて全国の拠点に中継されます。

講演は「労働者派遣法における派遣先の注意点及び労働者派遣と請負の適正化」というテーマで1時間30分行いました。

2時から開始し、終了後質問攻めに合い4時半過ぎに帰路につきました。

労働者派遣と請負について、やはり研究設備等の保守メンテナンスで常駐が必要なケースの注意点等や指揮命令についての質問が多かったです。

労働者派遣は、労働者派遣法の諸事項が遵守されて初めて適正な労働者派遣であり、請負とは通達である「業務取扱要領」にそって、事業としての独立性をしっかりと確保して初めて適正な請負ということになります。

適正な請負ではない場合には、違法派遣ということになり、適正な派遣の場合と同様の派遣責任を負うと考えて良いでしょう。

この業務取扱要領については、私のメルマガをご覧下さい↓
http://blog.mag2.com/m/log/0000121960/107808894.html?js

最近この派遣や請負に関するご相談が飛躍的に増えております。

しかし私は契約書における不足点や不適正な部分の指摘はできても、どの様に業務を組み立てれば適正に業務が行えるかというノウハウはありません。

本来このノウハウは派遣会社が提供するもの。

しかし、中小の派遣会社は余り意識がありません。

先日物流系の会社でご相談を受けた際にも、派遣会社の社長の意識の低さにびっくりしました。

その会社は株式を公開している企業の100%子会社であり、請負を適正に行うようにとの親会社の指導があり、その適正化を進めているところなのですが、社長自身全く危機感がないのです。

人材派遣で業務を行っているのに、その派遣や請負が法令に則っていなければ商売が出来なくなってしまう。

その様な状態であるにもかかわらず、昨今の偽装請負に対する一連の報道に全く関心がないようで、このような会社では適正な請負の提案が出来ない。

適正な請負をするということは、その提案が出来る派遣会社と付き合うことだと思うのです。

法令遵守というと青臭い言葉と思われがちでしたが、人材派遣業界においては法令遵守に対応できるか否かで既に業界の生き残り組が見えてきたなと思う今日この頃です。

|

« 遺族厚生年金の850万円は収入?所得? | トップページ | トヨタといすゞの資本提携 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/34785/4101759

この記事へのトラックバック一覧です: 請負の適正化に関する講演:

» 派遣会社と交わす契約書の注意点。 [元人材派遣社員が教える!派遣の予備知識]
派遣会社と交わす契約書は必ず読みましょう。そこには大切な賃金、労働条件、また注意事項が目白押しです。特に注意する点は、やっぱり賃金と労働条件。まず、賃金は紹介されたときと同じ金額なのか?また、労働条件も紹介されたときと同じ派遣先で同じ労働時間なのか?これをしっかり確認してください。まず間違いはないと思いますが、世の中には”悪徳”な会社もあるのでご用心を。それだけ契約書を交わすとは重要なことです。最終的には、派遣... [続きを読む]

受信: 2006年11月12日 (日) 11時07分

» 求人のチェックポイント [人材派遣で働こう【はじめての人材派遣】]
どこの派遣会社でも、WEBサイト上でお仕事の詳しい内容を見る事が出来ます。もちろん会社によって書き方や内容はまちまちなんですが、大体は下のような形になる事が多いようです。 大手物流会社での貿易事務のお仕事です 仕事内容 : 貨...... [続きを読む]

受信: 2007年3月 9日 (金) 22時20分

« 遺族厚生年金の850万円は収入?所得? | トップページ | トヨタといすゞの資本提携 »