« 特定社会保険労務士への道6 雇い止めにおける期待利益とは | トップページ | 特定社会保険労務士への道8 配転命令 »

2006年11月22日 (水)

特定社会保険労務士への道7 代理人としての倫理

日本法令の特定社会保険労務士へ向けてのテキストです。

061123001_1

良くできたテキストで、実務にも使えそうです。

当然、起案には引用できませんが・・・。

今回の司法制度改革で、社会保険労務士をはじめ弁理士、司法書士、土地家屋調査士が弁護士業務の一部開放され、新たな権限が付与されました。

この資格は、能力担保研修を受けてその後試験を受けて初めて新たに付与された権限が行えます。

司法書士は「認定司法書士」、社会保険労務士は「特定社会保険労務士」という呼称で呼ばれるでしう。

この日本法令のテキストは6回の予想模擬問題があり、それを2時間かけて解くのです。

問題は「労働者の言い分」「会社の言い分」が書いてあり、「請求の主旨」「争点となる問題の法的論点」「一方の立場に立って相手の言い分の反論を考える」「一方の立場に立って解決の方向性を述べる」等の問題があり、これが70点の配点。

残りの30点は「代理人としての倫理」。

しかも足きり点が10点。

この倫理がくせ者で、社会科の倫理とは全然違います。

例えば以下のような問題。

甲は、乙社の時間外労働に対する割増賃金の請求をした。

この事件を甲の代理人として受任し解決した。

その後、新たな時間外労働に対する割増賃金を甲は、乙社に対して行った。

同一事件ではなく、事件としては別事件なのであるが、乙社と甲そして時間外労働に対する割増賃金の請求であるから、仮に今回は乙社の代理人として依頼があったとしても受任してはならないということになる。

これが、時間外労働ではなく解雇であれば法律上受任できるのであるが、従前の事件で甲に対する守秘義務があり、その中で乙社の代理人を行うことははやり依頼者の利益を害することになるでしょう。

ですから受けるべきでは無いと考えるのです。

このような問題が出るのですが、難しいです。

要は、依頼者の利益を守る為にどの様なことに注意をして受任したり、相談にのったりするかという分野なのです。

依頼者の権利を守るべき法律行為での代理権が付与されたのですから、この辺はしっかりと勉強をしていかないと駄目ですね。

記事に共感して下さった方は下記をクリックお願いします
Banner2_2

山本経営労務事務所
http://www.yamamoto-roumu.co.jp

|

« 特定社会保険労務士への道6 雇い止めにおける期待利益とは | トップページ | 特定社会保険労務士への道8 配転命令 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/34785/4281197

この記事へのトラックバック一覧です: 特定社会保険労務士への道7 代理人としての倫理:

» 司法書士のブログリンク集作りました [司法書士のお仕事♪]
【司法書士のお仕事♪】ブログリンク集が出来ました。司法書士に関するブログの更新状況が見やすく、司法書士の方や目指している方のホントの最新情報がわかります。ブログのリンクも登録受付中ですので一度訪問よろしくお願いします。 [続きを読む]

受信: 2006年11月26日 (日) 09時37分

« 特定社会保険労務士への道6 雇い止めにおける期待利益とは | トップページ | 特定社会保険労務士への道8 配転命令 »