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2006年12月18日 (月)

都バス赤字という報道に感じること

もうすぐクリスマス。

自宅のクリスマスツリー

061214008

今日の新聞記事で、都営地下鉄が初の経常黒字で都バスが赤字という記事があった。

都営地下鉄は、大江戸線が好調で黒字になったとのこと。

地下鉄は首都東京の毛細血管。

やり方によっては儲かるものであり、今迄の経営の在り方は疑問である。

一方都バスは、都心部に於いては地下鉄の上を走っており、高校3年間都心に通ったが都バスに乗ったのは、杉並区和泉にある高校から試合で中野区にある高校に行った時だけである。

しかも、電車とバスどちらが早いかとの競争をしたときであり(高校生の発想なので・・・)実際は電車の方が便が良い。

青梅地区における都バスは、地方の不採算路線である。

八王子という地域もバスは重要な交通手段で、中央線、八高線と五日市線に囲まれた一体は、交通手段はバスしかなく、八王子駅から恩方までの距離は、八王子駅から立川駅よりも長い。

八王子の場合、駅から離れていても人口があり、通勤通学はバスに人があふれている。

また、大学も駅から離れた場所に多くありその点もバスがかろうじて採算がとれる理由であろう。

そんな状況でも、バス会社である京王バスと西東京バスは、子会社をつくり本体とは賃金体系を変え人件費の抑制に努めている。

このように考えると、青梅地区のバスは不採算で当たり前であり、不採算だからこそ都が税金にて運営費を補填する必要がある。

職員のモチベーションをあげることが民間のノウハウであり、潰れるとか解雇されるといった不安定感が民間的な発想の源泉だったりする。

赤字であることはむしろ当たり前であり、黒字が出来るなら民間にその路線を任せればいい。

その考え方が前提で、赤字幅の縮小に努めるということである。

郵政民営化の際も思ったが、地方の郵便局が民営化によって潰れるという。

しかし、地方の郵便局の維持には税金を遣えばいい。

実際に、民間バス路線の維持にはバス会社に補助金が行っている。

赤字=撤退

ではなく、経営努力を担保とした税金投入は地域格差是正のためにやむを得ない。

都バスが赤字だというのであれば、同地域でバスを運営している京王バスや西東京バスに運営を委託し、税金で補助金を出せばいいわけで、直接運営することが良いのか、委託して補助金を出すことが良いのかの選択である。

郵政民営化は、後者の選択をとったわけで、都バスに於いては前者だということである。

赤字額を垂れ流す報道も良いが、直接運営する場合と委託運営する場合の試算して、国民の判断材料を提供することがマスコミの流れではないか。

アメリカの新聞も、インターネットに押されて海外支局の統廃合や誌面を主張や分析を中心とする構成に変える動きが出ている。

日本の新聞も、ワイドショー的な誌面の構成を変えて行かないと購読者の減少は避けられない。

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