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2007年2月26日 (月)

弁護士の倫理研修と三遊亭円楽師匠の引退

昨日は長女のお食い初めをしました。

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鯛です↑

今日のニュースで、大阪弁護士会が倫理研修を終身制で行うとのこと。

5年、10年、20年、30年で実施していたようであるが、昨年12月から5人の逮捕者をだし、その年齢も50歳代から70歳代であったことから今回の倫理研修の義務づけをおこなうこととするようだ。

社会保険労務士も先般の法改正により民間人同士のトラブルの和解交渉が出来るようになった。

この為に63時間の研修を受け試験を受けたのであるが、研修でも試験でも「専門家としての倫理」という事に重きを置いて研修した。

守秘義務や双方代理の禁止をはじめ、依頼者や相手方との付き合い方。

依頼者の業務を誠実に行う為にどの様な行動規範が必要であるのか。

この様なことである。

司法制度改革の際、弁護士会が強調していたのは弁護士でなければ依頼者の権利を守ることが出来ない。

司法試験を通らず、司法修習を受けていない非弁護士の隣接法曹の資格者は、弁護士ほどの高い倫理観をもっていないという主張がなされた。

しかし現状はそうでもないわけであり、この様な結果となったわけである。

倫理研修をしたところで、確信犯は減らないと思うが・・・。

経営者や弁護士をはじめ我々士業には定年がない。

倫理の問題として、自らの定年をどことするのかは重要である。

新しい法律に対応できないからである。

結果として、依頼者の利益を損なう結果になると思う。

私は、私自身の定年は新たな知識を身につける気力が無くなったときと決めている。

経験の中から新たな発見があるが、その為には新たな知識や全く違った分野での活動が大きく寄与してくる。

だから、その気力が無くなれば依頼者の権利を守ることが出来ない。

三遊亭円楽師匠が、国立演芸場で「芝浜」を45分間熱演したが、本人は全く駄目だと言われていた。

小さい声で通る声を出さなければならないところを、大きな声で演じてしまったりと、恐らく本人しか分からない部分で自らの引退を決意されたのであろうと思う。

それは自らの職業人のプライドとして絶対に引けない一線何であろうと思いました。

晩年は今いちであったとの評価は受けたくないし、「これが三遊亭円楽だ!」という演じ方が出来なかったのであろうと思います。

これは芸人の世界だけではなく、経営者や士業にも通じるところではないでしょうか。

円楽師匠の引退は残念ではありますが、引き際のタイミングこそ職業人としての最後の仕事のような気がしました。

落語は一人で高座にたち、屏風の前で扇子と手拭いだけで芸をするもの。

故に上手い下手ははっきり出てきます。

経営者や士業は落語のようにはっきり出てきません。

弁護士も倫理研修を終身制にすると同時に、隣接法曹を含めて引退の時期はいつなのかをじっくりと検討する必要はあるのではないかと思います。

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