« トップ自らコンプライアンスの徹底を熱弁 | トップページ | 武蔵野御陵と多摩御陵を参拝 »

2007年4月29日 (日)

昭和の日

今日は昭和の日。

昨年まではみどりの日でした。

昭和の日の記念イベントは、八王子の武蔵野御陵入り口にある陵南公園で開催されていました。

北島三郎が国歌斉唱。

北島ファミリーの北山たけしが昭和の歌メドレーと拍子抜けのイベントなので参加しませんでした。

当初(これも思いつきの企画でしたが)、八王子まつりに参加する山車を集めて囃子をするという企画がありましたが、思いつきの企画すぎて予算措置がとれず流れてしまいました。

昭和の日という日に何を思うかは人それぞれでしょうが、御陵を預かる八王子市は山車と囃子を出して神事を全面に出しても良かったのかと思います。

厳かでしょうから。

そんな想いもあったので、陵南公園のイベントには参加せず、家族でピクニックへ。

新緑の季節、木々の生命力を感じて爽やかでした。

070430001_1

070430002

070430003

天気も良かったので、ピクニックには最高の季節でした。

昭和の日で自分自身の昭和とはと考えると、中学校1年生で昭和が終わりましたから、少年野球の思い出が強いです。

高度経済成長や平成に入ってからのバブルを知らない世代です。

高度経済成長期のGDPの伸び率を改めて見ましたが奇跡的な伸び率ですよね。

戦後労働法制が整備されて、あのGDPの伸び率、そしてその余韻の中、平成の現在まで通用する判例が未だ残っています。

解雇権濫用法理の日本食塩事件や雇い止めに関する東芝柳町工場事件、日立メディコ事件等々。

整理解雇に関する裁判例も4要素と考えることが実務上妥当と考えますが、4要件とする考え方も根強く残されており、終身雇用や年功序列の崩壊という現実が未だ労働法実務に繁栄されているとはいえません。

昭和の日にあたり、改めて戦後経済の軌跡を振り返ると、労働分野における価値観の変化が法制にあらなれていないと痛感した次第です。

ニートやフリーターという言葉が昭和の時代に存在したかというとしていません。

このブログでよくお話しする、厚生労働省の正社員至上主義の雇用政策の転換や解雇法制の緩和等々、高度経済成長期やその余韻さめやらぬ中で生まれた、我が国の雇用慣行や労働法制を見直していかないと、世は平成でも昭和の価値観では労働という日々の実務を規律する労働法制においては、違法派遣や偽装請負といった方の矛盾から生まれる状態を放置する事となる。

厚生労働省が、派遣社員やフリーターを正社員予備軍として捉え、これらの労働者は絶対に正社員になりたいはずだという正社員至上主義を転換することが労働法制の新たな時代の幕開けとなる。

この政策転換こそが、経営者の利益だけではなく、労働者保護につながるのである。

多様な働き方を認めて、その働き方にあった就労方法を認め、そこに最低基準たるルールを導入する。

派遣労働者も状態として従事することを厚生労働省が認めれば、それに対する保護も出来るようになる。

昭和の時代を振り返ってみると、今の労働法の成立を振り返ってしまい、結果的に現状の労働法の問題点に行き着いてしまった。

今年の昭和の日にあたり、私はこのようなことを振り返った次第である。

補足ですが、昭和の時代の経済を振り返るにあたり、私がお勧めするのは、高杉良の経済小説「小説日本興業銀行(角川書店)」がお勧めである。

山本経営労務事務所
http://www.yamamoto-roumu.co.jp

|

« トップ自らコンプライアンスの徹底を熱弁 | トップページ | 武蔵野御陵と多摩御陵を参拝 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/34785/6259624

この記事へのトラックバック一覧です: 昭和の日:

« トップ自らコンプライアンスの徹底を熱弁 | トップページ | 武蔵野御陵と多摩御陵を参拝 »