« 内内定とは | トップページ | 事務所衛生基準規則第2条にいう気積とは »

2007年6月 6日 (水)

地方分権は成熟した地方議会があってこそ

八王子市街にある陸橋。

八王子税務署前から八王子の繁華街のある三崎町を繋ぐ陸橋。

下にはJR中央線が走っています。

この陸橋、税務署方面からの一方通行だったのですが、昨年末から工事が始まり相互通行にする予定です。

070606001

070606002

工事の風景です。

070606003

工事中は人しか通れません。

この陸橋は一方通行なれど、線路の南北交通が悪い八王子にとっては貴重な陸橋であり重宝をしていました。

相互交通になるということで喜んでいましたが、何とこの工事に3年かかるとのこと。

理由を聞いて驚いたのは、この工事1日1時間程度しか出来ないようです。

そのわけは、下を通るJR中央線が終電を迎え、始発までの間しか工事が出来ず、終電後、また始発前に試験電車が通のですが、その間準備と片づけを考えると実質1時間の工事になります。

1時間の工事でも1日の工事ですから人件費や警備員の人件費は8分の1になるわけではありません。

費用と時間をかけて相互交通にする意味とは・・・。

なぜ工事の始まった今になってJRと交渉して、1時間の工事時間という屈辱的な合意を八王子市はしたのか。

事前に1時間しか工事が出来ないということであれば、それをしっかりと議会で議論したのか。

3年間も陸橋が使えず、その間踏切渋滞で我慢しろというのであれば、今後とも一方通行で良いよと言う人もいるはず。

理不尽な工事だなと想いながら今日この陸橋を渡りました。

これに関連して圏央道の問題もあります。

圏央道が中央道と今月接続されます。

それは素晴らしいことで、八王子市内の渋滞解消に役立ちます。

しかし、その直前に八王子の市長と議会が国土交通省にクレームを出しました。

そのクレームとは、圏央道の八王子西インターから乗って、中央道経由で首都高へ行く場合、圏央道で600円、中央道で600円、首都高速で700円合計1900円かかります。

この圏央道八王子西インターから中央道までの料金を八王子西インターから乗った場合無料にしろとのクレーム。

何らかの措置がなければ、オープニングセレモニーをボイコットするようです。

しかし、圏央道が計画された段階でこの様なことは分かっていたわけであり、何で今更抗議をしているのか理解に苦しむ。

国土交通省の官僚も何を今更という感想でしょう。

ETCのプログラムも完成しているようだし、今更変更は難しいという結論だそうです。

八王子の政治家は何故今迄この問題を取り上げてこなかったか。

誰かが思いついて、クレームを出したようにしか思えない。

陸橋の件も然り、圏央道の問題も然り、地方分権ということは地方に権限が移るということ。

その為には成熟した地方議会を創っていかないと地方分権でのメリットがなくなってしまうと思う2つの事件でした。

山本経営労務事務所
http://www.yamamoto-roumu.co.jp

|

« 内内定とは | トップページ | 事務所衛生基準規則第2条にいう気積とは »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/34785/6687456

この記事へのトラックバック一覧です: 地方分権は成熟した地方議会があってこそ:

« 内内定とは | トップページ | 事務所衛生基準規則第2条にいう気積とは »