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2007年9月19日 (水)

八王子法人会北地区で講演 公的年金の信頼性の検討

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先週の金曜日は八王子法人会北地区第二支部主催の講演でした。

翌日は既にご紹介したとおり岡三証券のセミナーであり、テーマは共通。

しかし法人会の場合は経営者が対象ということで、年金に併せて関連する労働分野のお話しもしました。

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講演の時は地味なネクタイを心がけてます。

ネクタイに目がいっちゃいますからね。。。

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内容は公的年金の意義と年金の信頼性の問題を中心に講演

公的年金の意義については、既にこのブログでお話ししました。
http://norifumi.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_7f0a.html

信頼性については「制度設計上の前提条件の問題」と「年金納付記録」。

制度設計上の前提条件とは、昭和30年代に今の年金制度の骨格が出来たとすると、当時これほどまでに少子高齢化が進むということが想定されなかったこと。また、医学の進歩により平均寿命がこれほど伸びるとは考えられなかったことが指摘できます。

5年に一度の再計算や度重なる制度改正によってもなお年金制度が持続可能な制度として信頼されない原因とは何でしょう。

ヒントは竹中平蔵元大臣の「構造改革の真実 竹中平蔵大臣日記」(日本経済新聞社)

構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌 構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌

著者:竹中 平蔵
販売元:日本経済新聞社
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にありました。

金融機関の不良債権処理の際、官僚は前任者の施策を否定できず政策の軌道修正が出来ない。

大臣がトップダウンで政策転換を進めるしか方法は無いという主旨の話しが掲載されていました。

年金制度もまさにそれなのです。

数字というのは正確なようで非常にいい加減です。

なぜなら前提条件が変われば結論となる数字が全く違ってくるからです。

逆をいえば、結論の数字から逆算すれば前提条件を導き出すことも可能であり、年金制度の改革はこの前提条件を結論から導き出し、様々な理由を後付でくっつけたということになります。

ですからつぎはぎだらけの年金制度となり、世代によって年金保険料の支払額と受給額の比率が変わり不公平感が出てくるわけです。

年金の納付記録の問題についてはメルマガで詳細をお話ししたのでここでは省略をします。

昨日とある会合でこの話題になり、与党代議士の秘書もいたのですが、公的年金の意義を理解されていないんですね。

払い込んだ保険料に対してのパフォーマンスの議論や、25年間保険料を収めなくても貰えるようにすべきという議論がありました。

しかしこの議論は公的年金の意義を理解していないから起こるわけです。

民間の保険会社の終身保険と公的年金とは全く制度の背景が違うんですね。

民間の保険会社の保険制度を検討するようにみていくと、公的年金に対する誤解を助長するだけであり、与党の代議士秘書でさえ理解していないのはまずい。

だから年金制度の議論をすると与党が不利になるんだと。

かなり熱く語ったんですが、それじゃ11月の研修会の講師はお前やれと急遽講師拝命・・・。

いつもは外部講師を呼ぶんですが、今回は内輪だから講演料も内輪料金だぞとのこと。

まあ年金制度の本質を理解して下さる方が増えれば良いわけで、それを目的に話すことにします。

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