« ビジネス成功の定義とは | トップページ | これから研修会 »

2007年11月24日 (土)

内縁の妻に退職金は給付されるか

人気ブログランキング現在の順位はこちら→Banner2

昨日は子安みとみ会の練習。

Pb230034

オオカンしっかりと練習しました。

その後、飲みながら「手拭い」の打ち合わせ。

良い手拭いを作りたいですね!!

今日NHKのテレビを観ていました。

漫才師が法律相談して弁護士が答えるという番組。

笑福亭仁鶴師匠が司会をしている番組です。

テーマは「死亡退職金は内縁の妻が貰えることが出来るか」でした。

弁護士の回答は「貰える」という回答。

しかし、労働法の専門家である私の回答は「どちらとも言えない」です。

何故かというと死亡により退職したものに対して、その退職金を誰に支払うかは会社の規定によるわけです。

そもそも退職金とは無くても良いもの。

死亡時に誰に給付するのかも会社がある程度自由に決定することが出来ます。

内縁の妻に死亡退職金を支給するかどうかは会社の規定によります。

法律上妻に限るということも可能です。

そもそも籍を入れていない事が問題であり、籍を入れていない内縁の妻に対しては社会保険の給付については特別に支給されるケースがありますが、内縁の妻をどの様に取り扱おうとも会社の自由なわけです。

例えば慶弔休暇で「妻の死亡」のばあい、内縁の妻は含まれないとしても問題はありません。

ですから「死亡退職金は内縁の妻は貰える」としたNHKのテレビの回答は間違いな訳です。

理由を聞くと生存時に退職金をもらいその後死亡した場合には、退職金は相続財産になります。

しかし、死亡退職金の場合には会社の規定によりますから相続財産にならない。

相続財産にならないから、本来相続権のない妻にも給付されるという理屈のようです。

そして遺族厚生年金は内縁の妻に給付される可能性があることから、この様な結論にしたのでしょう。

しかし、内縁の妻にも支給されるとテレビでは断言していましたが、あくまで可能性があるという程度です。

NHKでさえ間違った回答を番組でしているわけで、この番組により誤った解釈のもと、労使紛争が発生しないことを祈るばかりです。

記事に共感して下さった方は下記をクリックお願いします
Banner2_2

山本経営労務事務所
http://www.yamamoto-roumu.co.jp

|

« ビジネス成功の定義とは | トップページ | これから研修会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/34785/9090389

この記事へのトラックバック一覧です: 内縁の妻に退職金は給付されるか:

« ビジネス成功の定義とは | トップページ | これから研修会 »