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2007年11月14日 (水)

文化財の改修その2

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只今メルマガ執筆中。

今回は改正パートタイム労働法について。

ちょっと気分転換にブログを。。。

今日は、八王子市の有形文化財である日吉町の山車の修復目的の解体作業2日目。

初日は金曜日でした。

棟梁は株式会社吉匠建築工藝の吉川輔良さんです。
(現場のブログです)
http://yoshisho.eagaljapan.com/

大正6年に建造してから初めての解体修復。

昭和の時代は屋根しか修復してないようです。

頭曰く、次の解体は100年後だよ。

そうでしょうね。

この作業を間近で見ることが出来る幸せを感じています。

まず上の方から彫刻の解体。

Dscf0899

Dscf0902 Dscf0911

日本の木造建築でははめ込み式で釘など使ってません。

解体修理が出来る所以はここにあるとのこと。

しかし、彫刻にビスが・・・。

Dscf0912

ビスのせいで彫刻が割れています。

前回屋根をなおしたときに少し強引にやってしまったようです。

棟梁曰く、文化財の修復にはビスとか釘は御法度。

修復が出来なくなると。

ビスや釘を打った部分は壊れるようです。

無事になおるのか心配ですが、なおって欲しいです。

Dscf0903

全面の柱をつなぐ梁のことを「虹梁」というようですが、この向かって左側の柱と虹梁の接合部分の写真。

Dscf0909

完全に外れています。

前回の修復で金具を入れて固定したのですが、それで持っていたとのこと・・・。

見事に外れていますよね。。。

屋根方、囃子方、無事で良かった。。。

Dscf0905

そのせいで、車台部分と屋根を接合していた棒が折れています。

反対側は無事なのですが、こちら側は全て折れています。

良く屋根が落ちなかったですね。。。

Dscf0906

Dscf0914
↑この写真だと右側には上部に棒があり、左側には棒がないのがよく分かりますよね。

しかし、こんな細い棒で接合しているんですね。

大したもんです。

Dscf0913

Dscf0916

これらの彫刻も全てはめ込み式です。

Dscf0919

この彫刻のはめ込み部分。

Dscf0918

「ろ三」と書いてあります。

右側は「ろ」、右側は「い」の番号が振ってあります。

解体修理を前提でこの様にしているのかどうか分かりませんが、この文字は大正6年当時の文字です。

Dscf0920

後ろの板を外すところ。

昔囃子連のメンバーが山車に乗るときこの彫刻につかまって板毎取ってしまったようです。

なのでビスが多く、解体に苦労していました。

Dscf0921

2つに割れていました。

この部分は下のはめ込みだけでもっていたようです。

Dscf0922

今度は前の板。

Dscf0923

これも真ん中が割れているんですね。

この2つの彫刻をそれぞればらして修復するようです。

Dscf0923_2

Dscf0924

これがなかなか離れない。

のこぎりなど使わず、一つ一つ丁寧に解体していきます。

本当に職人芸です。

Dscf0925

このはめ込みがねじれて離れなかった様です。

とれた瞬間、現場は和やかになりました。

Dscf0926

欄干も外れました。

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欄干が外れた山車。

Dscf0927

何だかここまで解体されると山車ではないようです。

これが来年3月までかけて修復されるのです。

Dscf0930

欄干も細かい細工がしてあります。

2つに分離出来るんですね。

Dscf0929

欄干を取った後。

Dscf0931

床は2重構造でした。

この2重の板を外すと空間が出てきました。

Dscf0932

Dscf0933

金具も外します。

Dscf0934

今日の作業終了時。

こんな状態になってしまいました。

明日はもっと山車らしくなくなるでしょう。

明日も時間をつくって見に行きます。

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