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2008年3月 3日 (月)

誤ったコメント

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今日は雛祭り。

雛祭りは昨日しました。

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上巳の節句は、端午の節句と違い休日ではないので、当日にお祝いすることは難しいですね。

そして雛人形を片づけることも・・・。

今から帰って片づけます。。。

今日の産経新聞にゆうゆうライフで「働き方と時間管理 ワークライフバランスに向けて」というテーマで管理監督者について特集されていた。

見出しは「社内規定で明確にせよ」ということである。

ごく一般的な記事内容であったが、最後に慶應義塾大学樋口美雄教授のコメントが問題であった。

「管理監督者の規程を、下限の年収額で決めるなど、明確な線引きを社内規定でつくったらどうか。そうすれば、管理職の名目だけ与えられ、長時間労働を強いられる社員も減る。緩やかな時間管理の規定が悪用されないよう、国がこうした規定づくりを促すなど、積極的に対策をとるべきだ」としている。

これは現行法に照らすと誤った解釈でコメントしている。

管理監督者については規定で決めることは難しい。

実態の権限や待遇等を総合的に勘案して決定するからである。

ましてや年収の下限で管理監督者かどうか決定出来ない。

年収2,000万円でも管理監督者に該当しないケースもあり、逆に年収400万円でも管理監督者に該当するケースもある。

年収は管理監督者性の経営者と一体とみなされるにふさわしい待遇かどうかという点で考慮されるに過ぎない。

この記事を見て、年収の下限を設けて対策を図ろうとする企業が出ないことを祈るばかりだ。

特集記事でリーガルチェックをしていないということだ。

この樋口教授の専門は労働経済学。

専門外のコメントをしてしまったということであろう。

それだけ管理監督者の要件については知られていないということなのか。

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