大正6年の貨幣価値
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昨日は日吉囃子連の会議でした。
山車の修復に合わせて、半纏の新調と手拭いの新調が決まりました。
子安みとみ会の草薙会長に図案を考えて頂きました。
古今亭志ん輔師匠が手拭ことを著書「噺家パラダイス」の中で話されていました。
要は落語で手拭を使うときは開いて使わない。
折って財布やどんぶり、書物などに見立てるわけで、柄物は折った時にきれいに見えるように心がけて作ったと。
囃子も手拭は開いて使うことはあまりありません。
舞子でも上記の写真のようにはほとんど開きません。
鉢巻きにした時にどう見えるかを草薙会長は気にして考えてくださいました。
これで私はいきたいのですが、皆さんはどうでしょう。。。
今年は大正6年に建造された日吉町の山車が解体修復され5月4日にお披露目があります。
また6月1日には子安みとみ会囃子連の設立50周年記念パーティーとお目出度いことが重なります。
みとみ会も手拭いを新調するようですので楽しみです。
先日山車小屋に書いてあって寄付金一覧をご紹介しましたが、大正6年の貨幣価値はどのくらいなのか調べてみました。
まずは物価上昇率で見た場合、昭和2年の1円は現在ではどのくらいの貨幣価値があるのでしょうか。
昭和2年当時の1円は現在の貨幣価値に直すと580円になります。
http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_faq.htm#question3
かけそばで貨幣価値を考えると、大正6年のかけそばの値段が4銭。
http://navy75.web.infoseek.co.jp/daikoudou.html(歴史と経緯の中に出てきます)
現在は500円と考えると、1÷0.04=25
500円×25=12,500円が1円の価値になります。
大正6年に高松城「三の丸」内苑御庭の総工費は下記ホームページによると21,731円19銭とあります。
同ページに現在の貨幣価値に直すと約2億8千万円と記載されています。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/5227.html(高松市教育委員会社会教育課生涯学習センター)
となると2億8千万円÷21,731.19円=約12,884.71円
物価上昇率で計算すると、江戸時代中期の一両は蕎麦では12万円から13万円。
賃金では40万円。米価では4万円と何をもって比較するかという対象物により違ってきます。
他のホームページの資料などで計算したのですが、9,000円から12,000円程度といったところに落ち着きそうです。
間違っていたらご指摘下さい!!
経済学修士がまわりに数人いるのでご指摘待ってます!!
山本経営労務事務所
http://www.yamamoto-roumu.co.jp
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