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2008年6月10日 (火)

師弟制度の崩壊

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今日クライアントへお邪魔する時に通った田圃。

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田植えといえば八十八夜というイメージがありますが、今年の八十八夜は5月1日でした。

一月遅れですが、田植えを始めるようです。

八王子に住んでいて良いと思うのはこの様な風景を日常的に見ることが出来ること。

季節感を感じます。

蛙やザリガニを探したくなりますね。

一人でやっていると怒られそうですが、長男とやっていると・・・。

どうでしょう?

労働問題に関与していて最近つくづく思うのですが、「師弟制度」とか「徒弟制度」といったものが崩壊しているということです。

「美容師」「大工」「板前」など師弟制度を前提とした関係がありました。

技術を目で盗めということで、アシスタントの時代から「一人前になって独立」を目指して頑張っていたと師匠はいいます。

しかし実際はこの師匠の感覚と弟子である従業員の感覚をずれてきているのです。

全員が全員ではないのですが、一部の方がずれてきている。

時間外手当は労働者の権利ですから当然請求する権利はあります。

それは否定はしませんが、技術を身につけるという感覚が希薄になっている様に感じます。

師弟関係で成り立つある業界の有名な師匠の方とお話しをしましたが、この原因は「独立する意欲がなくなってきた」ということだそうです。

専門職のサラリーマン化が原因だと。

お話を聞いて納得させられるところがたくさんありました。

確かに独立する意志がなければ技術を死にものぐるいで身につけないでも、程々にやっていければいいということになるのかも知れません。

私の友人は「ペンキ屋」「解体屋」「はつり屋」「電気工事屋」など、何故か建築関係が多いですが、親方から独立している人が多いのです。そういう人ほど「師弟制度」で育ってきているので「残業を支払う」という事を理解していません。

「10年ついてくれば独立させてやる」というような感覚ですね。

これは独立しようという意志があって初めて成り立つ動機付けですよね。

トヨタのQC活動は労働時間との判断が労災認定でありましたが、資源のない我が国の競争力向上には何が重要かを一度考えることも大切だと思います。

働くということの「楽しさ」。責任感を負うということの「充実感」。やり遂げたときの「充実感」。

日本の教育に於いてこの感覚を体験させることが重要なのではないでしょうか。

そして経営者もこれを従業員に如何に提供出来るかを考えていくことが企業の成長の原動力となるでしょう。

従業員のモチベーション向上を考えるにあたり、この様なアプローチをしなければならないと思う出来事でした。

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