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2009年11月25日 (水)

アナリストの話しを聞いて

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昨日は建築家の森義純先生が主催するcore societyの例会でした。

会場は、とうふ屋うかい八王子大和田店。

講師は、元モルガンスタンレー証券アナリストで現在はGマネジメント&リサーチ代表の清水倫典さんでした。

今回の講師との窓口は私が担当して清水さんとの日程調整をやりました。

丁度ユニクロの決算発表の後で、携帯に電話をさせて頂くと「これから日経CNBCに出るので後で」とのことで、「今この人と話ししてたんだよ」と妻に言いながらテレビを観てたりと、幹事を楽しんでやっていました。

Gマネジメント&リサーチ

091125_3

左 清水さん、右 私

トップ企業の社長と会われている方で、非常に勉強になりました。

数字だけではなく、実際の感覚を大事にされているようです。

スリーエフの社長就任会見で、「あなたは先代の娘婿という以外に、何か取り柄がありますか?」と質問をしてしまう方で、大変に勉強になりました。

日本経済については、あと3~4年は厳しいとのこと。

アメリカの株価は50%戻しており、新興国はむしろ成長に転じている。

何故日本だけ株価が上がらないのか。

これは3つ理由があり、第一はデフレ。

2つ目は、金融機関が大規模増資をしている点。

国際会計基準をつくろうとしており、その中では、資本が充実していなければならない。

その為に株式市場が低迷している中、金融機関は大規模増資をせざるを得ない。

20%増資すれば、1,000円の株価が800円になる。

最後に民主党。

短期的に経済が潤うことは全くやっていない。

この3点だとのこと。

半年は厳しいだろうとのこと。

デフレのプレッシャーにより賃金は下がる。

そうなると購買意欲がなくなるので、ものは売れなくなる。

今後3年から4年は、我々が今まで経験したことのないペースで企業の淘汰が進むであろうとのこと。

厳しい業界は百貨店と自動車。

両者に共通するのは、やるべき事をやってこなかった。即ち、若い世代の市場開発に力を入れてこなかったこと。

百貨店の顧客は、毎年一歳歳をとっていく。

前年比10%落ちて、さらにそこから10%落ちるというのが百貨店の現状であり大変に厳しいとのことです。

自動車は今まで価格破壊が起きてこなかった業界。

内需については、若い人にターゲットを広げていくしかないとのこと。

製造業は、ピーク時の利益の1/10から3/10まで戻してきたが、サービス業はこれから厳しくなる。

製造業は技術があり、差別化を図ることも出来る。

本当に良いものは日本でつくっている。

例えばNケージの電車は日本製。線路は中国製というように。

技術力が日本の生命線であることは間違いがないようです。

サービス業は技術がないので、画期的な差別化は難しい。

結果として価格競争にならざるを得ない。

この点は、非常に厳しいのではないか。

家電や自動車が持ち直してきたのは、エコポイントによるもので、今後継続するかは分らない。

しっかりとした政策を実行していかなければならない。

エコポイントで家電量販店も好調であるが、エコポイント関連商品の売上げが大半であり、こちらもどうなるのかが分らないとのこと。

ドラックストアは、新型インフルの影響で、売上げが伸びたが、本格的に流行期に入ったら、逆に病院に行く人が増えて売上げが下降気味のようです。

清水さんは小売業が専門で、ユニクロについては「決して安売りはしていない」とのこと。

10年前と価格帯が変わっていない。

1900円と2900円。

最初はフリースの安売りでインパクトをつけたが、現在は例えば5,000円の価値があるものを2,900円で売っている。

そしてそのような商品が広がったことが今の売上げに繋がっているようです。

商品の絶対的価値を上げて、値段を下げない。

そのコストを大量生産でまかなっている。

これがユニクロのビジネスモデルであるとのことです。

ユニクロの面白いところは「ジルサンダーをマスで売る」と言っているところ。

これが出来れば非常に面白い企業になる。

いままでにこの様な取り組みをした企業はない。

清水さんは洋服にお金をかけ、ジルサンダーのスーツを好んで買っているようですが、今現在はジルサンダーとの連携商品は「かっこよさ」がまだたりない。

このかっこよさが出てきたら本物であろうということでした。

非常に面白い話しでした。

ユニクロは安いと思っていましたが、そうではないということが理解できました。

富士そばを考えると決して安くないですね。

500円で蕎麦を食べる。

でも街の定食屋やそば屋でその価格帯で食べられる店はいっぱいある。

量も富士そばのほうが少ないかもしれない。

ファミレスのランチもファーストフードも高い。

800円あれば、小松亭の野菜炒め定食が食えるなとか。

ビジネスの発想とは、この様な話しの中から出てくるのだと痛感しました。

最後に中古本を取り扱う本屋の話。

細々とした店をたくさんだそうとしていたが、計画変更。

その理由を尋ねると、人間は本を売るときは近所の店に持っていく。

しかし、古本を買うときは宝探しのように、たくさん在庫がある店に行く。

だから細々とした店だけでは売上げが伸びないとのこと。

目から鱗。

ビジネス書を一冊読むよりも勉強になりました。

ここには書けない話しもたくさんありまして、非常に勉強になりました。

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